わさびBLOG

2019.06.03

昔の歌謡曲、アニソンはよくできてる

先週土曜日はわさびのスタジオでした。
9月末にあるライブに向けて動きだしました。


さて、昔の歌謡曲や、アニソンの曲、採譜、演奏する機会がありコピーしてみるのですが、なかなか凝った構成、凝ったコード進行があり、ロックで育った私は、む〜よく出来てるなぁと唸るばかりなのです。


専門用語使って説明すると、
中山美穂が歌ったYou're my only shining starではシャープ系の締まったA調で、トランペットのソロではツーファイブで徐々にフラット系のBb調に下降シフトし、ハイトーンの所でシャープ系のAに転調して一気に緊張感を高めるあたりとか、思わず、よく出来てるなぁと声に出してしまいました。


楽譜でフラット2つからシャープ3つへ転調。


フラットがつく音は半音下げる、シャープがつく音は半音上げる。


音を上げる下げるの違い。


ピアノではある程度慣れれば半音上げるとか半音下げるとかは弾く分にはそんなに意識しないんですけど、管楽器は意識するんちゃうかなと思ってます。
バイオリンとか弦楽器は周りに弾く人がいないからどうかはわからないけど、でもピアノ以上にはシビアかもしれないね。


私の感覚ではシャープ系の調はやはり緊張感高いなと。


トランペットは出している音からバルブを押して音を下げて音を出していく楽器なので、フラットが多いキーで演奏する事が多いの。
だから、音を上げるには倍エネルギーが必要で物凄い緊張感が出るんですよ。
ハイトーン出してる時、血管切れるんちゃうかという表情してるよね。
トランペット、サックスはシャープ系の調を演奏するのは結構大変なはず…。


あぁ、わかる人にはわかる話になってしまった。


他のある曲でもここはAにいくのにツーファイブやからBm7 E7で良くね?と思うけど、音源を聴くとBm7-5 E7 Aなのよね。
たしかにBm7やと明るすぎる、切なさが出ない。
前がF、Dmのフラット系調からの転調やからかな?Bm7-5だとFが構成音で残るからなのかなと勝手に納得しています。 



コード理論がもっとちゃんとわかればちゃんと説明できるんですけど、あまり理論に強くないから、つい感覚に頼ってしまいます。
こう聞こえるからこのコード!みたいな。



あぁ、理論勉強しなくちゃね〜、でもコード理論の本ってわかりやすい本ってほとんどないんですよね。優しい、誰にでもわかるという物ほど非常に分かりにくい。この手の本何冊買った事か…。


で、ところで、他のある曲って何やねん、曲わからないとこの話何のこっちゃさっぱりわからないですよね。
だけど、残念ですが、その曲はお教えできないのです。


それは、9月のライブで特選生わさびのコーナーで披露するから。


という訳で9月のライブを楽しみにしていてください!!詳細はもうちょっと先になります。

★おまけ
わさびむし バラ園に行って来ました!伊丹荒牧バラ公園です!









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